BMWが電気自動車をアマゾンで売るワケ

499万円の「i3」がネットで注文可能に

BMWとしては初の電気自動車。日本では2014年4月に発売

BMWジャパンは4月1日、アマゾンジャパンを通じた新車の販売を始めた。販売しているのは電気自動車(EV)「i3」。米国のEVメーカー、テスラモーターズが日本でも自社サイトを通じて注文を受け付けている事例はあるが、アマゾンジャパンで新車を販売するメーカーはBMWが初めてだ。

頭金だけで99万円という高額商品。本当にネットで売れるのか。実は、販売開始から、それほど日を置かずして、注文があったという。

アマゾンには外部企業が出品できる「マーケットプレイス」がある。BMWジャパンではここに専用サイトを設けた。i3は電動化技術に特化して立ち上げられた新ブランド「BMWi」の第一弾。鉄より2倍強く、重量は約半分という炭素繊維強化プラスチックを量産車で全面的に採用した世界初のモデルだ。2013年秋の欧州を皮切りに、日本では2014年4月から販売されている。

BMWは新たな販売モデルを模索

アマゾンジャパンで新車を販売するのはBMWが初めて(上の画像をクリックするとアマゾンの販売サイトにジャンプします)

価格は税込みで499万円からと、対面でも簡単には売れない新車の販売をなぜネットにも広げたのか。BMWジャパン広報の星川聡氏は、「i3は革新的な技術を詰め込んで開発された。販売面でも革新的な取り組みをすることを考えていた」と説明する。

日本では通常、BMWの新車は販売店を通じて販売されるが、i3はBMWジャパンが直接顧客に販売している。正規ディーラー185店舗のうち、i3を取り扱う店舗を都市部の46店に限定。高額な商品であることや、充電インフラが充実している都市部に需要が集中すると想定しているからだ。

店舗が近くにない地域では同社の社員が自宅を訪問する「モバイル・セールス・アドバイザー(移動型セールス)」の仕組みを導入しており、ネット通販でもこの枠組みを活用する。

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