子どもがいる人は、ほぼ誰もがかかわることになるPTA(Parent-Teacher Association)。学校と保護者、地域との橋渡し役を期待されるこの組織には、さまざまな謎や問題がつきまといます。いったいPTAとどうかかわるべきか?『PTAをけっこうラクにたのしくする本』の著者・大塚玲子が迫ります。
パソコンが使えるばかりに大変なことに?!
「パソコンが使える私たちにばかり、仕事がまわってくるんです。パソコンを使えない人は何もしないで済むのに……、おかしいですよね?(モヤモヤモヤ)」
これはPTA活動における「あるある」な悩みのひとつです。仮に「パソコン業務集中問題」と呼びましょう。
「今どきの保護者世代で、パソコンを使えない人なんて、そうはいないでしょ!?」と思われるかもしれません。しかし実際にPTAに足を踏み入れてみると、多くの母親たちが日常的に使うのは携帯やスマートフォンであり、パソコンを使いこなせる人が多数派ではないことに気付くはずです。(もちろん地域差、PTA差はありますが)。
「パソコン業務集中問題」は、決して珍しいものではないのです。
この悩みを最もよく耳にするのが、「広報委員」の活動においてです。
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