なぜ日本のイスラム教徒が辛い目にあうのか

日本国内のイスラム教徒から深刻な訴え

日本人2人が、過激派グループIS(Islamic State)に拘束されて殺害された事件以来、日本国内に暮らすイスラム教徒が差別されたり、嫌がらせを受けたりするという状況が生まれている。

さまざまな人種が訪れる「行徳ヒラー・モスク」

その深刻な実態を聞いた場所は、千葉県市川市行徳にある「行徳ヒラー・モスク(ヒラー・マスジド)」だった。毎週土曜日の夜には、地下鉄東西線の行徳駅の近くに住んでいるイスラム教徒たちが礼拝に訪れる。

入り口も男女別々に設けられているモスクでは、祈る場所も男性の部屋、女性の部屋と分かれている。

見学させてもらった男性の礼拝室には50~60人のイスラム教徒が集まっていた。国籍や人種はさまざまだ。インド、パキスタン、バングラデシュ、ウズベキスタン、インドネシア、タイ、マレーシア、ガーナ、スーダンなどの国々から日本に出稼ぎに来ている外国人がほとんど。わずかに日本人も数人いる。日本に来てまだ1年にならない人から日本生活が何年にもわたる人もいる。長い人だと、日本での生活がすでに20年以上になるという人もいる。ほとんどの人が流暢に日本語を話す。

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