「ゼクシィ」は、なぜここまで強いのだろうか

恋活新サービスに花嫁応援の本気度を見た

 東洋経済オンラインに集いし労働者・学生・市民諸君!「若き老害」こと常見陽平である。
 諸君、結婚しているか?愛し合っているか?今日はバレンタインデーだぞ。男性、女性ともに未婚率が上昇している。このサイトの読者でも独身は少なくないだろう。燃えるような恋愛もご無沙汰でセカンド童貞・処女状態の君たちに、私はこの檄をたたきつけたい。
 「『ゼクシィ』を買え」
 幸せになりたかったら、今すぐ黙ってタクシーで、近所のコンビニまで乗り着けて、『ゼクシィ』(リクルート)を持ち、レジにダッシュだ。ドヤ顔で千円札をレジにたたきつけよう。すると、店員はうらやましそうに君を見るとともに、お釣りを数百円渡すだろう。そして、何かが変わる。もし交際相手がいたら、部屋に置いておくと何かが起こるかもしれない。職場の机に置くと、きっといじられるだろう。少なくとも「結婚したいな・・・」というやる気が湧いてくるはずだ。
 真面目な話をしよう。『ゼクシィ』の関係者は、日本の結婚を変えたいと本気で考えている。日本の結婚で今、何が起こっているのか。幸せな結婚をするためにはどんなサポートが必要なのか。強いメディアとは何なのか。関係者を直撃してみた。

「なぜ結婚できないのか?」をトコトン研究した新サービス

常見陽平(以下、常見):あの、編集長にお伺いしたいことがあるんです。

神本絵里『ゼクシィ首都圏版』編集長(以下、神本):はい……。

常見:東洋経済オンラインを読んでいる独身の読者は、どうやったら、結婚できるんでしょう?

神本:(苦笑)

常見:いや、笑いごとのようで、これ本当に問題だと思うのですよ。Facebookでつながっている昔の同級生や後輩を見渡してみると、独身がまだまだいる。データを見ても、未婚率が高い時代になっているのは明らかです。

ベストセラーとなった『「婚活」時代』(山田昌弘・白河桃子/ディスカヴァー・トゥエンティワン)での白河さんの言葉を借りるならば、「白馬に乗って狩りに出る」くらいの勢いでなければ結婚できない時代になりました。『ゼクシィ』としても、そもそも結婚するカップルの数が増えないと、まずいのではないですか?

藤綾『ゼクシィ』統括編集長(以下、伊藤):はい。私たちも【幸せな結婚を増やしたい】という想いのもと、そもそも結婚するカップルが増えなくてはという危機感があります。そこで登場したのが、2014年12月に発表した「ゼクシィ縁結び」、「ゼクシィ恋結び」サービスです。

常見:リリース文、拝見しました。本気を感じました。

貝瀬雄一・リクルートゼクシィなび社長(以下貝瀬):ありがとうございます。なぜ、結婚できないのかということを真剣に考えました。まず、問題は「そもそも出会いがない」ことなのです。もうかなり昔の、昭和の話ではありますが、以前はお見合い結婚の割合や、職場内結婚が多かった。いわば、職場がお見合いの代替機能を果たしていたわけですね。

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