イオン、「ダイエー完全子会社化」で目指すもの

スーパーマーケット子会社の改善が急務に

 9月23日、イオンはダイエーを完全子会社化し、早期再建を図る方針を固めた。写真はイオンのロゴマーク。都内で2007年4月撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 23日 ロイター] - イオン <8267.T>は、ダイエー <8263.T>を完全子会社化し、早期再建を図る方針を固めた。24日午前にダイエーが取締役会を開き、正式に決める。ダイエーを含むスーパーマーケット子会社の改善はイオンにとって急務となっており、グループ企業を含めた再編の検討を進める。

ダイエーは「イオンとの間で、当社の営業力強化と成長への事業改革について、完全子会社化を含む検討を行っている」とのコメントを発表した。関係筋によると、ダイエーが臨時株主総会を開き、賛成を得られれば、株式交換を実施する。

イオンは、2013年8月にダイエーを連結子会社化した。14年2月末現在で44.15%の株式を持つ筆頭株主。

ダイエー子会社化後は、イオンから社長を送り込み、経営関与を強めてきた。老朽化した店舗の改装や惣菜を強化するなど食品スーパーに特化するなど改革を図ったが、14年2月期で6期連続の最終赤字になるなど、好転はみられない。特に、3―5月期はダイエーの連結化がイオンの業績の足を引っ張り、最終利益は前年同期比90.1%減の13億円にとどまった。

一方、イオンもグループのスーパー事業は苦戦しており、抜本的な改革が急務となっていた。ダイエーとイオンで重複する領域の整理も必要となっており、ダイエーを100%子会社化することで、こうした「整理」をスピードアップしていく体制を整える。

 

(清水律子)

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1976年に創業し、90年代の渋カジブームを牽引したビームスが今も元気だ。創業以来赤字知らず。40年、最先端を走り続けられる秘密は何か。設楽洋社長への独占インタビューを掲載。