「キャラクター化」される、新幹線電車

ママ鉄も大好き!鉄道グッズ&おもちゃの新潮流

JR四国の「鉄道ホビートレイン」。0系の雰囲気が意外によく再現されていると話題だ

 

もともとニッチ商品だった、「鉄道グッズ」

10月1日で東海道新幹線の開業から50年になる。現在、40〜50歳代となり社会の中核を担う男性の多くは、子供の頃、「新幹線のおもちゃ」で遊んだ経験を持っているであろう。ブリキ製の新幹線電車などは、定番商品であったように思う。1959(昭和34)年には、現在のタカラトミーが「プラレール」の前身となる「プラスチック・汽車レールセット」を発売した。これはちょうど東海道新幹線が着工された年のことであった。当然、開業後には新幹線電車がラインナップに加わっている。

しかしその後、世代が変わるにつれて、男の子たちの関心はウルトラマンや仮面ライダーに代表されるキャラクターものへと移り、鉄道ものは相対的に地位を下げた。初代の東海道新幹線用の電車であり、日本を代表する鉄道車両でもある「0系」は開業後、約20年間も主力車両であり続け、憧れの対象としては、「夢の超特急」から「代わり映えのしない存在」となってしまったことも、その一因だろう。

そもそも1970〜80年代前半あたりまでは、国鉄をはじめとする鉄道会社自体が、鉄道グッズ開発に対しては、あまり関心を寄せなかった。玩具・グッズメーカーサイドでも、鉄道ものは”ニッチ商品”との見方が主流で、「プラレール」を除けば、小さな子供向けの鉄道グッズを主力として開発し、人気を集めようという会社もなかったように思われる。

次ページいつごろから変わり始めたのか
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
JR九州“脱鉄道”の成算

今年、上場を果たしたJR九州。豪華寝台列車「ななつ星in九州」は話題になった。しかし、人口減少などもあって鉄道事業の先行きは暗い。成長は非鉄道事業の成否に懸かっている。