残念!ランチで「うまい寿司」が食えない理由 ヤバい「1万円高級寿司」の裏側【後編・完結編】
前回、前々回に引き続き、ここはJR東京駅近く、徒歩5分圏内のところにある高級人気寿司店です。新刊『「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。』のベストセラー記念と次回作執筆の“市場調査”を兼ねて、編集者のN君(34歳)と一緒に足を運びました。
1回目の前編では、寿司屋に行ったら「味が淡泊→濃厚→脂の乗ったネタ→巻き物」の順番で食べる、「ワサビは醤油に溶かず、刺身の真ん中につけて食べる」のがいちばんおいしいといった「刺身や寿司の食べ方のキホン」について解説しました。
2回目の中編では、「高級店と回転寿司で1つだけ味に大差がない『同レベルのネタ』がある」といった裏事情から、「寿司は手で食べるのがマナー」「ネタに醤油をつけて、ネタが舌に当たるように食べると、同じ寿司でも何倍もおいしい」といった食べ方の秘訣も紹介しました。
3回目となる今回は、寿司シリーズの後編かつ完結編です。「外食するならランチがお得」「寿司屋もランチは安い」と思っている人もいますが、「寿司屋はランチとディナーはまったく別物」「高級店もランチは所詮、うまい回転寿司レベル」「ランチで『うまい寿司』は食えない」といった話をしたいと思います。あわせて「同じ寿司屋でも安く食べる3つの秘訣」についてもお教えします。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら