ゼンショー、吉野家を意識してるな~

相場は意外と強いけど、やっぱり楽観は禁物

日経平均株価は8月8日に454円安となり、一時1万5000円割れ。狼狽売りをした個人投資家も多かったのではないか。
その後は値を戻したが、果たしてもう一段の上値があるのか。カリスマ投資家の内田衛氏は、今の相場をどう見ているのか、「株日記」を見ながら振り返って見よう。
赤字決算で売り気配スタート、900円で買おうと思ったゼンショー。結局、そこまでは下落せず・・。(撮影:梅谷秀司)

赤字決算発表で、「チャンス」!と出動したが・・

【8月4日(月)】7月最終週(~8月1日)のNYダウは、69ドル安の1万6493ドルと続落した。15時、マルハニチロ(1333)の平成27年3月期第1四半期決算が発表された。売上高は、2052億円(前年同期比1.2%増)、営業利益40億6200万円(同12.1%増)、四半期純利益39億1000万円(40.3%増)と意外にも良かった。

昨年末に起きた子会社アクリフーズの農薬混入事件や、6月13日、さけ中骨水煮の金属片混入の恐れによる108万缶の回収発表、7月8日の、カルピスゼリー67万個回収と不祥事続きだったから。旧アクリフーズ工場は、8月1日から操業再開しているので、早く何もなかった状態に戻って欲しい。マルハニチロの本日終値は、2円安の1620円。日経平均株価は、48円安の1万5474円と3日続落。

【8月5日(火)】NYダウは、75ドル高の1万6569ドルと反発したが、日経平均は、154円安の1万5320円と4日続落。

【8月6日(水)】午前3時、日経225先物は、70円安の1万5270円、NYダウは、139ドル安の1万6429ドルとウクライナ情勢など警戒感。日経平均も160円安の1万5159円と5日続落で下げ止まらず。

【8月7日(木)】午前3時、日経225先物は、70円安の1万5070円、日経225先物オプション1万5250円プットは、40円高の175円。7月31日の安値が19円だったので、たった6営業日で約10倍になっている。オプション取引は当たると大きいが滅多にやらない。短期間に大きく動き、かつ方向性も当てないと勝てないし、ゼロになってしまう可能性も高く大変難しい。

でも、今回はチャンスだったな。NYダウは、13ドル高の1万6443ドル。先日決算発表した、すき家やココスを展開しているゼンショーホールディングス(7550)が売気配スタート。理由は、1982年の創業以来初の赤字決算と配当金も8円+8円から4円+4円へ減配を発表したから。

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