「住みよさランキング2014」西日本編 「近畿」は草津が連覇、「九州・沖縄」は合志が1位に

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「九州・沖縄」トップは合志(熊本)に

「九州・沖縄」では、合志市(熊本)が、これまで5回連続トップの座を維持していた鳥栖市(佐賀)に代わって1位となった。

合志市は2006年2月に合志町と西合志町の合併により誕生した市。熊本市に隣接し、同市のベッドタウンとして開発が進み、現在も人口増が続いている。転入・転出人口比率、出生数に加えて病床数でも全国トップクラスにある。これら指標から算出される「安心度」、「快適度」は全国4位、11位と高水準で、この両部門が牽引したかたち。

対する鳥栖市は、出生数や小売業販売額、新設住宅着工戸数がそれぞれ減少したことに加えて、今回追加した保育所定員数も全国547位と足を引っ張る格好になった。

九州・沖縄ブロックのトップ20には、昨年は宮崎・鹿児島両県からのランクインがゼロだったが、今回は15位に伊佐市(鹿児島、昨年30位)、19位に姶良市(鹿児島、同23位)、小林市(宮崎、同25位)の3市が顔を出した。その一方で、昨年は沖縄県から唯一14位にランクインしていた豊見城市が姿を消した(今回30位)。保育所定員数が伊佐市の順位を引き上げたのと対照的に、豊見城市は押し下げる要因となり、新規指標が明暗を分ける結果となった。

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