コンテンツはAKBのように"顔"で売るべし

ディズニーとニコニコが組むと、こうなった(3)

ウォルト・ディズニー・ジャパンと、日本最大級の動画配信サイト「niconico(ニコニコ)」を運営するドワンゴ。市販映像作品のネット配信で手を組んだ両社が描く、コンテンツビジネスの新たな可能性とは。ウォルト・ディズニー・ジャパンの塚越隆行ゼネラル・マネージャーとドワンゴの川上量生会長の特別対談の最終回。
第1回「ディズニー発ニコニコ経由で『作品』を売る」はこちら
第2回「ジブリが結んだディズニーとニコニコの縁」はこちら
ディズニーの塚越GM(左)とドワンゴの川上会長

海賊版のほうがサービスがいいのはおかしい

――ディズニーは著作権や肖像権の管理にかなり厳しい印象があるんですが、そのディズニーがデジタルコピーの先陣を切っていくのが、そもそも意外なのですが。

塚越GM いえいえ、ちょっと誤解がある。売り上げるのをフリーにしているつもりはないし、逆に言えば、管理しながらそれを増やしていくという発想。厳しいからデジタルコピーしないという話とは違うんです。

川上会長 守ろうと思うんだったら、ネットに切り込んでいくのが正しい。でも、普通のコンテンツ企業は切り込んでいかないわけですよ。それは結局、自分たちが持っている著作物の権利を徐々に失って、ネットに吸い取られていっている状態ですよね。

塚越 川上さんの講演で、「海賊版のほうがサービスがいいというのはありえない。おカネを払っている人よりも、払わない人のほうがいいサービス受けているという環境を作っちゃ、おかしいでしょ」というのが、一番印象に残っている。その通りだと思う。

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