ご利益あり?神社がクレカを作る切実な目的 「鹿島神宮カード」の超貴重な特典の中身は?

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神社仏閣の中で初めてクレジットカードを発行した鹿島神宮。いったい、どのような目的があるのだろうか(筆者撮影)

以前、この連載ではテーマパークの利用時に特別な体験ができるクレジットカードを紹介した。特定のクレジットカードの保有で、東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパン、サンリオピューロランドでの優先アトラクション利用や、VIPルームの利用などが可能なのだ(ディズニーで超VIP待遇されるカードの正体)。

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そして、今回紹介するのは、神社仏閣で特別体験できるクレジットカードだ。

神社仏閣とクレジットカードというのは少し意外な組み合わせだが、近年は続々とキャッシュレス化が進んでいる。2017年3月には高野山真言宗・総本山金剛峯寺(和歌山県伊都郡)の納経所でクレジットカード決済が導入され、拝観料だけでなく御守や御札の授与でクレジットカードを利用できるようになった。さらに、愛宕神社(東京都港区)では、おさい銭を楽天Edyで納めることもできる。

鹿島神宮が神社初・クレカを発行!

さらに、クレジットカードを発行する神社も出てきた。2017年1月、鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)が、神社では初めて、クレジットカードを発行した。券面には、「鹿島神宮」と漢字で書かれており、背景にはうっすらと社紋が描かれている。

神社で初めてクレジットカードを発行した鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)(筆者撮影)

カード名称は「鹿島神宮カード」。一般カードとゴールドカードが発行されており、一般カードは年会費が5000円(税抜き)、ゴールドカードは1万円(税抜き)だ。なお、一般カードの中には、ピンクの市松模様のかわいらしいデザインのカードも存在する。こちらは、パワースポット巡りが趣味で、鹿嶋市のPRも務める歌手・相川七瀬さんのデザインだ。

なお、鹿島神宮カードは、三越伊勢丹グループが発行するエムアイカードとの提携カードなので、同カードの特典が利用できる。鹿島神宮カードでは、一般カードで200円(税込)につき1ポイント、ゴールドカードで100円(税込)につき1ポイント、「鹿島神宮ポイント」が貯まる(エムアイポイントが貯まるわけではないので注意)。

では、貯まった鹿島神宮ポイントは何に使えるのだろうか? 

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