「タカタ破綻」で買っておけばよかった株は?

シートベルト製造の芦森工業が高騰

カリスマ投資家が150円で買おうと思っていた銘柄は、 エアバッグ大手のタカタが破綻した後、460円に。その銘柄とは?(写真:Graphs/PIXTA)

NYダウが再び最高値を更新する中、日本株は、個別株はともかく、日経平均は膠着状態。カリスマ投資家の内田衛氏は7月の前半はどんな取引をしていたのだろうか。いつものように株日記で振り返ってみよう。カリスマ投資家は、もう一段NYダウの上値があると見ているようだ。

150円で注目していた芦森工業が460円!

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【7月3日 月曜日】先週末の日経225先物は、90円高の2万0080円。NYダウは、62ドル高の2万1349ドル。1ドル=112.41円、1ユーロ=128.44円。保有銘柄のオエノンホールディングス(2533)が、今日から売買単元が1000株から100株に変更となった。これは、東京証券取引所が来年の10月から全銘柄を100株単元に統一することに伴う変更なのだが、最近見ていると、10株を1株に併合し、売買単元を1000株から100株にする企業が多い中、オエノンは、10株を1株に併合せず、単元を1000株から100株としたので、買いやすくなった。

10株を1株に併合すると、理論株価は10倍となり株価が上がってうれしいと思う人がいるかもしれないが、株数は10分の1となるので、単元の実質の価値は変わらない。オエノンの株主優待基準については、株主様限定オリジナル商品(特製非売品)の変更はない。また、欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)交渉がまとまり、EU産ワインにかける関税を協定発効と同時に撤廃する方針が表明されたが、そうなるとボトルワイン1本当たり約93円安くなるそうで、オエノンにとっては、メリットとなりそうだ。本日の株価、1円高の282円。日銀短観、大企業製造業の景況感プラス17と3期連続改善。日経平均株価は、22円高の2万0055円。

【7月4日 火曜日】午前5時半、日経225先物は、120円高の2万0190円。NYダウは、129ドル高の2万1479ドル。消防用ホース大手で自動車用シートベルト製造の芦森工業(3526)が、連続80円ストップ高の460円で引けた。

年初来安値は4月6日の149円だった。円高で業績下方修正したときに株価が下がり150円で注目していたのだが、こんなに上がるのだったら少し買っておけばよかったと反省。タカタ(7312)が6月26日に民事再生法申請し、代替需要があるのではないかとの憶測での急騰なのだが、そこまで予測できなかったな。6月16日金曜日午前2時12分、日経速報メールで「タカタが民事再生法申請へ、負債1兆円超、製造業最大」と第1報があった前日のタカタの株価は、3円安の484円で取引されていたのだから、すぐに経営破綻すると思っていた人は少なかったと思う。日経平均は、23円安の2万0032円と小動き。

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