日経平均4日ぶり反落、一部銘柄に押し目買い

目先は米国の経済指標などに一喜一憂か

 6月21日、東京株式市場で日経平均は4日ぶり反落。前日の米株は下落、為替も1ドル111円台前半と円高に振れたことで、利益確定売りが先行した。売り一巡後は出遅れ業種に押し目買いが入り下げ渋ったが後場に入り下げ幅を拡大、一時100円以上下落する場面もあった。写真は都内で2015年4月撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)

[東京 21日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日ぶり反落。前日の米株は下落、為替も1ドル111円台前半と円高に振れたことで、利益確定売りが先行した。売り一巡後は出遅れ業種に押し目買いが入り下げ渋ったが後場に入り下げ幅を拡大、一時100円以上下落する場面もあった。医薬品、陸運など内需系の一角や中小型の材料株には買いが入り相場を下支えした。

TOPIXは一時プラス圏に浮上する場面もあったが、4日ぶりに反落した。セクター別では、原油相場の急落で鉱業、石油・石炭の下落率が大きかった。半面、ガラス・土石、空運、ゴムがしっかり。

日経平均は昨日までの3営業日で約400円上昇した。きょうは終日利益確定売りが優勢となったものの、日経平均は2万円の大台を割り込むことなく底堅く推移した。

水戸証券ストラテジスト糸賀雅史氏は「為替が1ドル111円台に乗せている限り、(日経平均は)2万円を安定的に維持できる。目先は大きなイベントはないが、米経済指標と米連邦準備理事会(FRB)高官の発言に一喜一憂する展開となろう」と話していた。

個別銘柄では、京阪神ビルディング<8818.T>が反発し、年初来高値更新。同社は20日、自己保有株を除く発行済株式総数の0.12%にあたる6万6600株、取得総額5000万円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は7月1日から8月31日。

半面、東芝<6502.T>が続落。半導体子会社の売却先として、政府系ファンドの産業革新機構と日本政策投資銀行、韓国半導体大手のSKハイニックス<000660.KS>、米系投資ファンドのベインキャピタルによる「日米韓連合」と優先的に交渉を進める方向で最終調整に入ったとの報道を受け、買いが先行したが、買いは続かず2%安で引けた。東芝はこの日の取締役会で同企業連合を優先交渉先に選定したと正式発表した。

東証1部の騰落数は、値上がり589銘柄に対し、値下がりが1330銘柄、変わらずが101銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値     20138.79 -91.62

寄り付き   20192.16

安値/高値  20117.79─20215.11

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1611.56-5.69

寄り付き     1614.73

安値/高値    1608.84─1617.35

 

東証出来高(万株) 163436

東証売買代金(億円) 22639.97

 

 

(辻茉莉花)

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