カリスマ投資家注目「待機児童関連銘柄」とは 日本株は7月までは堅調な値動きになる?

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政府は待機児童の解消時期目標を先送り。結果的に、意外な銘柄が上昇することに(写真:tkc-taka/PIXTA)

日経平均株価は6月2日に1年半ぶりの2万円台回復。カリスマ投資家の内田衛氏はそれとは関係なく、2月本決算会社の株主総会にどんどん出席。その間、リソー教育など持ち株の大半はきっちり上昇したのであった。内田氏は6月相場をどう見ているのだろうか。

リソー教育が「リソー的」な値動きをしている

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【5月22日(月)】先週末の日経225先物は、50円高の1万9620円。NYダウは、141ドル高の2万0804ドル。リソー教育(4714)は、2円高の844円で寄り付き、すぐに2円空けた窓を埋め842円を付け、大引けにかけて上昇。21円高の863円で引けた。まさにリソー的な値動き。日経平均株価は、87円高の1万9678円と小幅続伸。

【5月23日(火)】午前5時半、日経225先物は、20円高の1万9640円。NYダウは、89ドル高の2万0894ドル。JR株が強い。JR東海(9022)以外、JR東日本(9020)JR西日本(9021)JR九州(9142)(100株保有)がそろって年初来高値更新。機関投資家の買いが入っているのかな。日経平均は、65円安の1万9613円と小反落。

【5月24日(水)】午前5時半、日経225先物は140円高の1万9780円、NYダウは、43ドル高の2万0937ドル。リソー教育は、年初来高値更新後、下げに転じ、15円安の862円。5月末の四半期配当7円の権利取りで上昇してきたが、権利を取らず利益確定が出たのではないか? 日経平均は、129円高の1万9742円と反発。

【5月25日(木)】午前5時半、日経225先物は、20円安の1万9720円。NYダウは、74ドル高の2万1012ドル。吉野家ホールディングス(9861)の第60期定時株主総会出席のため、中野サンプラザへ行く。おそらく3年ぶりの出席で、牛丼並盛券3枚のお土産がなくなってからは初めての出席となったが、出席者は半減しているようだ。

外の自販機でミネラルウォーターを買って入ったら、入り口で京樽のPETボトルのお茶が配られていた。同社の前2017年2月期の売上高は、1.6%増の1886億円だったが、営業利益は15.6%増の18億6500万円、当期純利益は、49.1%増の12億4800万円と利益が大幅に回復した。これは、売上原価低減の影響が大きかったそうだ。質疑応答は、相変わらず、「メニューの写真と実物が違う」とか、「牛丼の盛り付けが悪い」などで特に変わったことはなかった。12時17分終了。本日の終値、28円安の1818円。優待目的保有銘柄で、コーヒー主力の輸入商社、石光商事(2750)が、12円高の440円と5月11日に80円ストップ高した411円に再度接近。日経平均は、70円高の1万9813円と小幅続伸。

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