カリスマ投資家が持つ「含み益4000万円」銘柄

内田衛の日々是投資

カリスマ投資家が少子高齢化でも「きっと成長する」と信じたのは正解だった。含み益が4000万円となった銘柄とは?(写真:msv/PIXTA)

日本株は「地政学リスク」などもあり下落したものの、持ち直してきた。
カリスマ投資家の内田衛氏はどんな取引をしていたのだろうか。読めばわかるが、「この企業は成長する」と信じて投資している銘柄が、連日の年初来高値。ついに含み益は4000万円超に!カリスマ投資家の目はやっぱり違う。

リソー教育が連日の年初来高値更新

【4月10日(月)】先週末の日経225先物は、80円高の1万8790円。NYダウは、6ドル安の2万0656ドル。1ドルは、111.10円、1ユーロ117.68円。保有株のリソー教育(4714)が、本日引け後、2017年2月期決算発表ということで、期待からか14時35分、17円高の694円の年初来高値(直近高値は、3月30日に付けた692円)を更新してきた。

15時30分、リソー教育の決算発表があり、今期(2018年2月期)の業績予想は、売上高231億円(+11.2%)、当期純利益14億円(+9.8%)、1株当たり当期純利益28.45円で、配当予想は年間で3円増配の28円(四半期配当を実施しており、7円×4回)で、特にサプライズはなかった。だが、「予定通り成長している」と感じた。本日の終値は、12円高の689円だが、リソー教育は有利子負債ゼロで、配当利回り4%だとしても700円なので、これ以下では売る気はなく、3.5%の800円位は狙えるかも。日経平均は、133円高の1万8797円と続伸。

【4月11日(火)】午前5時半、日経225先物は、50円安の1万8750円。NYダウは、1ドル高の2万0658ドルと小動き。11時22分、優待目的保有で東証2部上場のジャパン・フード&リカー・アライアンス(JFLA、2538)を55円で9000株売り、18万1784円の利益確定。買いは2016年1月21日に35円で8000株と33円で1000株。

この会社は、酒や醤油、調味料、輸入食品などの食品メーカーであり、子会社で清酒製造会社を新潟、岐阜、鳥取、熊本に保有している。4月5日の日本経済新聞によると、酒類輸出が2016年は約430億円となり前年比10.2%増加し、またその中でも日本酒が155億円(36.2%)と大きい。このニュースをきっかけに動意づいたのだが、ここから上値を取ってくるのは難しいと判断して保有株全株を売った。4月5日に6円高の52円を付け、4月10日に59円の年初来高値を付けている。終値は、2円安の55円。

昨日、決算発表をしたリソー教育は、1円安で寄り付き、9時10分、9円高の698円の年初来高値を付けたが、大引けでは16円安の673円で引けた。まあ年初来高値を更新していたので、決算発表があった直後は、決算が良くても悪くても下げることも多い。

東芝(6502)は、再延期していた2017年3月期第3四半期決算(4月から12月)を発表した。「最終赤字5325億円、16年末債務超過2256億円、監査意見なし」という異例な発表となった。今後、東京証券取引所がどのような判断をするのか、注目して行きたい。日経平均は、50円安の1万8747円と反落した。

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