急拡大する「糖質制限」市場が日本を救う!

3000億円を突破!新市場をこう攻めよ

「糖質制限」市場は、今後さらなる成長が見込まれる(撮影:尾形文繁)
ご飯やパン、めん類など糖質の摂取を控える「糖質制限食」が大ブームとなっている。「糖質ゼロ」や「糖質オフ」をうたう飲料・食品が相次いで登場。外食チェーンも続々と低糖質メニューを打ち出すなど、「糖質制限」市場ともいうべき巨大マーケットが形成されている。
現在3000億円以上とされる「糖質制限」市場だが、糖質制限食の創始者である江部康二医師によると、今後さらに急成長することが見込まれるという。そして、医療費削減効果などとも相まって、日本経済の救世主となる可能性すらあると江部氏は指摘する。
長年、糖質制限食品・メニュー開発の指導・監修にもあたり、このたび『江部康二の糖質制限革命』を上梓した江部氏に、急拡大する糖質制限市場の展望を聞いた。

続々と出される「糖質制限」向けの食品・メニュー

『江部康二の糖質制限革命』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

糖質制限食の普及に伴って、「糖質オフ」「糖質ゼロ」「低糖質」などをうたい文句にした商品が、小売店の棚に数え切れないほど並んでいます。

NHK「クローズアップ現代プラス」(2016年7月20日放映)によると、2015年の「糖質オフ・ゼロ市場」は3184億円に達しているそうです。調査会社の富士経済の調べでは、2016年の同市場の規模は前年比7.7%増の3431億円の見込みと(『日経ビジネス』2016年11月7日号)、急拡大しています。

外食産業などにも新しい動きが見られます。

大手ファミリーレストランのガストでは糖質制限メニューを出しました。牛丼チェーン各社も、すき家が「牛丼ライト」を出すなど、糖質制限メニューを続々とメニューに加えています。いきなり!ステーキの急成長が注目を集めていますが、この背景にも糖質制限ブームがあるといわれています。

そのほかの外食チェーンでも、糖質制限に配慮したメニューが続々と出されており、こうした流れは今後も続くでしょう。

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1976年に創業し、90年代の渋カジブームを牽引したビームスが今も元気だ。創業以来赤字知らず。40年、最先端を走り続けられる秘密は何か。設楽洋社長への独占インタビューを掲載。