ライザップは「糖質制限を広める会」ではない

RIZAPグループ社長が語る「理想の健康食品」

商品発表会にはRIZAPグループ・瀬戸健社長(写真右)、ファミマ・澤田貴司社長(同左)とともに、ライザップで減量に成功した生島ヒロシさんも登壇(撮影:今井康一)

「結果にコミットする」――。劇的に変化した肉体とともにこんなメッセージが流れるテレビCMで話題を集めたのが、パーソナルトレーニングジムの「RIZAP(ライザップ)」だ。その運営会社、RIZAPグループが糖質を抑えたパンやデザート、飲料などをファミリーマートと共同開発し、11月22日からファミマの店舗で販売を始めた。ブランパン、カスタードプリンやチョコチップケーキ、カフェラテなど種類は豊富だ。

ライザップは、マンツーマンの肉体トレーニングと糖質を大幅に抑えた食事制限を組み合わせたもの。糖質制限ブームにさらなる火を点けようと動くRIZAPグループだが、瀬戸健社長に質問をぶつけてみると、昨今の風潮に対して意外にも慎重な姿勢を示した。

ライザップを「ヘルスケア」の手段にしたい

カスタードプリンは糖質を従来比で43%カットしたという(撮影:今井康一)

――ファミマとのコラボ商品で、いちばんこだわったことは何ですか。

味はもちろん、栄養素にこだわった。油脂や添加物は普通の商品に比べると抑えており、毎日食べても健康になれるという商品に仕上がっている。

ライザップはその徹底した食事指導がテレビ番組などで取り上げられたこともあり、「ストイック(禁欲的)」というイメージが定着していると思う。だが単に「ダイエット」や「やせる」ためだけの手段ではない。ライザップを、健康な心や体を維持するヘルスケアの手段として広めたい。

そのためには味や満腹感も伴わないと、世の中の人に広く受け入れられるものにはならない。そういう意味で今回のコラボはライザップにとって重要なものとなる。

――食品メーカーの方が低糖質食品に関するノウハウを持っているような気もしますが。

実はそうでもないというのが僕の印象。食品メーカーは、「高タンパクの鶏肉を中心に作ってください」とか、「揚げ物は衣が少ないほうがいい」といった要望には応えられる。だが「似て非なるもの」を作る、たとえば衣を違う材料で作るといったことはなかなかできない。ここで競争力が出る。

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1976年に創業し、90年代の渋カジブームを牽引したビームスが今も元気だ。創業以来赤字知らず。40年、最先端を走り続けられる秘密は何か。設楽洋社長への独占インタビューを掲載。