「古臭い姑」との不幸な憎み合いを避ける方法

ダメなら明確に断ったほうがお互いのためだ

嫌々従い続けて後戻りできない関係になったりするよりも…(写真:KAORU / PIXTA)

過去4年間、東洋経済オンラインでの連載で、数百を超える”家庭相談”をいただいてきましたが、中でも多かったのが「義父・義母との葛藤」です。特に問題になるのは姑(しゅうとめ)の過干渉や、「嫁に来たのだから婚家に従うのは当然」という封建思想で、”嫁”を何かにつけてその価値観に従わせる行為です。

これらの相談に共通する対応策は、「どうしても理不尽、無駄だと思うことや、そこまでしたくないと思うことは、やんわりと(明白に)『できないこと』を行動で示すべき」ということです。義父母との関係に角が立ち、勇気もいりますが、嫌々従い続けて後戻りできない関係になるか、自分の人生の一部を失って後悔するよりずっとましです。

「封建時代の名残世代」〜学習能力が低い姑とは?

この連載の過去記事はこちら
 

私の経験でも、いつの時代のことなのかと錯覚を覚えるような要求で、お嫁さんを従わせている姑は、依然として少なくありません。意地が悪いというよりは、学習能力がないという意味でレベルが低いのです。このような”二流の姑”に嫁が無条件で従うことは、人生泥棒に遭うようなものです。

封建時代、お嫁さんの自由は、夫や義理の両親が握っていました。その名残で育った女性が姑になった時代では、多くの姑は葛藤を抱えました。それまでの姑の常識が、通用しなくなったのです。

大事な息子家族と、密に交流したいと親が願うのは人情ですが、従来のべったり型には問題が多く、お嫁さんの正当な自由や意思が優先することを、多くの姑は葛藤しつつも学びました。ところがこの期に及んでも、その学びがない姑たちの歴史が続いているのは驚きです。常識を疑わざるをえない問題です。

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