長期低迷続く欧州経済、通貨が暴落しないワケ

金融政策の効果は限られるが、通貨は安定

欧州の金融緩和の出口が見えない。ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁は7月4日、「政策金利は現在の水準かそれよりも低い水準に長期間とどまる」と発言し、先行きについてコミットする時間軸政策を導入。現在0.5%の政策金利を今後引き下げる可能性も示唆した。

時間軸政策をいち早く導入したのは日本銀行で1999年のゼロ金利政策とその後の量的緩和のときだが、最近では09年以降のFRB(米国連邦準備制度理事会)の印象が強い。ECBはトリシェ前総裁まで、「事前約束はしない」立場だった。

次ページマジック健在も手詰まり感
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
原発事業で存続危機<br>東芝「解体」が始まった

原発事業の損失額は7125億円に達し、2016年末時点で債務超過に。名門・東芝は混乱の極みにある。損失がここまで膨らんだ原因に迫る。さらに、まだ残っている4つのリスクも指摘。