時給1000円超時代のバイトに求められる役割

新卒採用への活用は世の中を変えうる

これからのアルバイトはどうなっていくのか
日本のアルバイトの生き字引のような人物、『非正規って言うな!』(クロスメディア・パブリッシング)著者、平賀充記氏へのインタビューの後編をお届けする。
今回は、いまどき稼げるバイト、ホワイトなバイト、日本のアルバイトのこれまでとこれからについて聞いた。若者論としても楽しめる内容である。ぜひ、ご一読を!

 

前編:ブラックバイト問題の語られない意外な真実

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常見陽平(以下、常見):アルバイトの採用に絡んで面接以外にも大事なポイントはありますか?

平賀充記(以下、平賀):「初日のケア」です。これを失敗すると、間違いなく1週間たたないうちにどんどん辞めていきます。「ここに居場所がありそう」と感じてもらうことが大切です。だから、まずは名前を覚え、名札を用意する。いろいろ連れ回して皆に紹介とか、メンターの先輩を必ずつけるとか。ロッカーを用意しているかどうかというような細やかな受け入れ準備も大事です。

常見:御著書で面白かったのは、「バイトのなかでの良いコミュニケーションのカタチ」という項目です。若者は意外にタメ語でのコミュニケーションを支持していないことが印象的でした。

今どきの若者が稼げるバイトは塾講師と飲食

平賀:ちゃんと丁寧に扱ってねという。

常見:ちょっと下世話な興味なのですが……。今どき、怪しい系とかピンク系、グレー系ではなく若者が稼げるバイトは何ですかね?

平賀:塾講師と飲食ですね。

常見:もっとも、前者は中には事前準備や採点などの業務に給与が支払われないというトラブルがブラックバイト問題で話題になったりもしますが。

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