コンビニ店長、「学生バイト搾取」の巧妙手口

これがミーティングで使う内部資料だ!

学業が本業である学生に「売り上げノルマ」を課すようなコンビニがある。そうした職場ではいったい何が行われているのだろうか(写真:Graphs / PIXTA)

「コンビニのアルバイトに応募して面接に行ったら、お中元やお歳暮などのギフト商品をいくつ売ることができるかを聞かれ、戸惑った」

「おせちや恵方巻きについてノルマを課せられ、達成できなかったら給料から天引きされて、自腹で購入させられた」

こうした声が、コンビニエンスストアで働く学生アルバイトからあがっている。人手不足で需要もあり、都合のいいシフトを組めることから、コンビニバイトは学生の間でも有力な選択肢の一つ。ところが、一部のコンビニでは厳しい現実が待っている。アルバイトはあくまで時間給で働く立場のはずなのだが、ノルマを課せられ、ギフトや季節商品の営業をさせられる、「ブラックバイト」といえる状況がはびこっているのだ。

本部とオーナーは、何を考えているのか?

この連載の一覧はこちら

学生はただでさえ社会経験が乏しく、不当な要求に対してどのように対応すればいいか分からないことが多いだろう。こうした「素直で従順な存在」は、使用者にとっても、一番使い勝手のいい存在といえる。しかし、これがどのような力学で動いていることなのかを理解すれば、アルバイトをする学生も、心構えができるはずだ。

今回、大手コンビニチェーンの、フランチャイズ本部とオーナーの間で使われていたミーティング資料を入手した。そこに書かれていたのは、言葉を慎重に選びつつも、オーナーを「売り上げ至上主義」に走らせる内容だった。

次ページ資料の具体的な中身は?
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
行き詰まる東電支援<br>原発最後の選択

賠償費用も廃炉費用も想定から大きく上振れし、東電支援スキームは破綻の瀬戸際。東電の発電所を売却し、その代金を賠償や廃炉費用に充て、東電を送配電会社に再編する構想が浮上。