「株主優待銘柄」は株価が下がりにくい? 優待や配当にこだわって投資するのは大事

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三菱自動車(7211)が、38円高(値上がり率第7位、6.76%)の600円と大幅高。10月20日に530円で2万株売ってしまっているので、悔しいな。日産が三菱自動車の子会社化を発表し急騰した5月13日の寄り付きの609円で保有株の6000株売り、98万円の利益確定をしているので、600円辺りで売りたかったな。本日の出来高は、4398万6500株と大商いで出来高第5位。日経平均は、130円高の1万7365円と続伸。

【10月26日(水)】午前5時半、日経225先物は、40円安の1万7340円、NYダウは、53ドル安の1万8169ドルと反落。日経平均は、26円高の1万7391円と3日続伸。

【10月27日(木)】午前5時半、日経225先物は、前日比変わらずの1万7360円、NYダウは、30ドル高の1万8199ドル。日経平均は、55円安の1万7336円と4日ぶり反落。15時10分、優待目的保有銘柄のアトム(7412)から連結業績予想の修正に関するお知らせがあった。

平成29年3月期通期連結業績予想は、売上高は前回発表予想から21億4800万円減(3.8%)の539億4900万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、6億7100万円減(47.1%)の7億4000万円(1株当たり当期純利益は、3.59円)と大幅な下方修正だ。理由は、夏場の天候不順による売上の減少に加え、人件費、広告宣伝費、販売促進費用等の増加により下方修正となったそうだ。本日の終値は、1円高の696円。23時57分、1ドル105円台と円安が進み、3カ月ぶりの水準。

優待銘柄は下方修正にも強かった!?

【10月28日(金)】午前5時半、日経225先物は、110円高の1万7460円、NYダウは、29ドル安の1万8169ドル。ファミリーマートのATMで、ゆうちょ銀行の手数料無料(2018年1月から)と報道。ゆうちょ銀行(7182)の終値は、14円高の1240円。昨日、業績の下方修正を発表したアトムは、1円安の695円とほぼ無反応、さすが優待銘柄といった感じ。

9月の全国消費者物価は、0.5%下落と7カ月連続マイナスとインフレはほど遠い感じ。15時、三菱自動車から決算短信がでた。平成29年3月期第2四半期の配当は、予定通りの5円配当で決まりホッとした。保有株は売ってしまっているが、9月中間配当の権利は獲得しているので、5円×2万株で10万円(税引き前)確定。10月19日には、業績の下方修正(1450億円の赤字から2400億円の赤字)があり、無配の懸念もあったので、配当がもらえることになり、大変嬉しい。日経平均は、109円高の1万7446円と堅調な展開。

【10月29日(土)】午前5時半、日経225先物は、70円安の1万7390円。米GDP7-9月は、2.9%増と市場予想を上回ったが、NYダウは、8ドル安の1万8161ドル。1ドルは104.75円、1ユーロは115.07円。

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