日経平均は欧米株安など受け小幅続落

後場は下げ渋り一時上昇に転じる場面も

12日の東京株式市場は小幅続落。前日の日銀金融政策決定会合で現状維持が決まり、失望売りから欧米株が下落した流れを受け継いだ。ただ、日銀の金融政策への期待が外れたことから昨晩は円高に振れていた為替が本日午後には再び円安に傾いたため、日経平均株価も後場には下げ渋り、一時上昇に転じる場面もあった。

大引けの日経平均株価は前日比28円30銭安の1万3289円32銭、TOPIXは同4.61ポイント安の1096.54。東証1部概算の出来高は29億9393万株、売買代金は2兆2768億円だった。

日銀が金融政策決定会合で金利上昇を抑えるための追加策を見送ったことが期待外れとなり、前日のアジア株、欧州株が軒並み下落。この流れを受け、米国株にも売りが膨らんだ。NYダウは前日比116ドル57セント安の1万5122ドル02セントで2日続落、ナスダック総合は同36.82ポイント安の3436.95で4日ぶりの反落だった。

これを受けた本日の東京市場寄り付き前の外資系証券経由売買注文は、売り1010万株に対して買いが990万株で、差し引き20万株の小幅売り越し。7営業日ぶりに売り越しに転じた。また、朝方内閣府から発表された4月の機械受注は「船舶・電力を除く民需」の受注額が前月比8.8%減で3カ月ぶりの減少だった。

一時1万3000円割り込むも後場に下げ渋り

本日の日経平均は前場、229円安で寄り付き、9時6分には323円安まで下げ幅を拡大、6月7日以来、3営業日ぶりに1万3000円を割り込んだ。その後は徐々に下げ渋り、前引けは245円安だった。

昼休みのバスケット取引は76億円の成立で、「売り買い均衡」と伝えられた。日経平均は後場、アジア株が総じて軟調に推移していたことなどから、234円安でスタート。ところが、為替が再び円安に傾いたこと、最近の下落で株価の値頃感が強まっていたことなどから、その後は押し目買いも入って急速に下げ渋り。14時23分には15円高の1万3332円と、一時は上昇に転じる場面もあったが、結局、小幅に下げて大引けを迎えた。

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