「10年ぶりの恋人」と結婚するまでのリアル

知的な正統派美人が、瀬戸際の決断

10年ぶりの恋人と結婚するまでの道のりとは?(イラスト:堀江篤史)

25歳から34歳までの10年間ずっと恋人がいなかった。現在の夫に出会えたのは、「瀬戸際だから誰かと絶対にお付き合いする」と心に決めて再入会したネットの結婚相談所だった――。

この4月に結婚式を挙げたばかりだという山崎佐和さん(仮名、37歳)。 インタビュー場所の銀座にある会議室に時間通りに現れた佐和さんは、端正な顔立ちの正統派美人。大学卒業後に人材サービス関連企業に長く勤めており、わかりやすく高速で話す女性だ。こちらの話もちゃんと聞いてくれて会話のテンポが良い。話題が豊富で常識的。こんな女性とお付き合いしたら楽しいし心強いだろうな、と筆者は感じた。なぜ10年間も恋人がいなかったのだろうか。

正統派美人はどんな婚活をしてきたのか

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「20代の頃は合コン、30代に入ってからは街コンやお見合いパーティに参加し続けていました。来世分まで出会いの場に行ったと思います(笑)。デートした男性の数は数えきれません。でも、お付き合いするには至りませんでした。自分がいいなと思う人には好かれず、好意を持っていただいた人は私の気持ちが入らない。今から思えば、目線が高かったのですね。自分はまだイケる、もっとイケると思って、理想を捨てられませんでした」

佐和さんが男性に求める条件は2つあった。1つは「ちゃんと働いていること」。佐和さん自身は大手企業に勤務しているが、男性にも大企業の正社員であることを要求するわけではない。自活できるレベルで真面目に働いていればいいのだ。これでは「条件」とも言えないだろう。

問題はもう1つの条件だ。会話が好きな佐和さんは、男性にも自分と同等かそれ以上のコミュニケーション能力を求めていた。佐和さんの言葉を借りれば「私がピッと言ったら、気の利いた答えがピッと返ってくるような人」だ。

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