年下君とデキ婚!アラフォー女性の「決断力」

長年鍛えた「人を見る目」の発揮どき

運命の相手とベビーがほぼ一緒にやってきた、ある「晩婚さん」を取り上げます(イラスト:堀江篤史)

「ホテルアソシアの1階にあるロータリーにお越しください。車でお待ちしています」

ここは愛知県の豊橋駅前。駅に着いたことを電話で知らせると、黒川明彦さん(仮名、40歳)が穏やかな声で応じてくれた。明彦さんが結婚したのは34歳のときなので、彼自身は本連載が定義する「晩婚さん」ではない。今日は運転手に徹して、自宅で待つ妻の直子さん(仮名、45歳)へのインタビュー取材に協力してくれるという。直子さんは39歳のときに気配り上手でフットワークの軽い年下の旦那さんをつかんだことになる。

出会って2カ月で妊娠→結婚はいかにして実現したか

この連載の過去記事はこちら

筆者は読者との交流飲み会「スナック大宮」を東京もしくは愛知で毎月開催している。参加者には30代後半の独身女性も多く、「私もそろそろ結婚して『晩婚さんいらっしゃい!』に登場したい。でも、出会いすらありません。どうすればいいんでしょうか?」と相談されたりする。

本連載に出てくる女性の晩婚さんには酒場で出会った年下男性と仲良くなって結婚するケースが少なくない。しかし、かなりの美貌と強運の持ち主でなければ難しいやり方なのは事実だ。

直子さんが明彦さんと出会ったのは合コンである。その2カ月後には妊娠がわかって結婚した。現在は、5歳の息子と4歳の娘との4人暮らしだ。合コンという一般的な出会い方からスピーディな結婚と妊娠(順序は逆だが)まで、参考にしやすい晩婚さんだと言える。直子さんの話をぜひ聞きたい。

「20代のうちは学生時代から毎週のようにコンパをしていました。相手は医者や経営者が多かったですね。愛知にはお金持ちの跡継ぎ息子がけっこういるんです。友だちの中には本当に経営者と結婚して、専業主婦としていい生活をしている人もいます。でも、私はそんなご縁には恵まれないまま30歳を過ぎ、合コンの話も急に少なくなってしまったんです」

次ページ「肉食系」友達主催の合コンで…
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