ここまで変わった!新生TOEICを「大解剖」 第210回のリーディングはどうなった?
改定後は、このようなチャット形式のリーディング問題が出題されました。Hanaはどういう意図で「Well, that may not be enough(それじゃ十分ではないわね)」といったのでしょうか?という、発言の真意や意図を問う問題がかなり多く含まれました。
前後の脈略を理解するにも必要なのは単語力
今回の問題は (B) が正解です。50ドルのディナー券では不十分なので、もっと何かオファーしてあげなきゃ、という意図を意味する台詞です。前後の脈略を理解できていなければ、即座に正解を特定することは難しくなるでしょう。
2つ目の問題も正解は (B) Food restaurant です。途中までは、(A) の配送サービスも可能といえば可能です。お寿司屋さんが作ったお寿司を、配達会社が受託して配達している可能性もあるので。でも、最後の Hana の台詞で、いつでも VIP ルームでお迎えできる、とあります。この VIP room で (B) が寿司屋さんであることが予測さます。
これは長文問題でありながら、VIPという単語を知らなければ解けなかった問題です。長文問題の正解も、やはり単語力の基盤の上に建っているのです。単語力こそ本質(エッセンス)であり、エッセンシャル(essential)なTOEICテスト対策こそが重要で、クリティカルなのです(critical)。
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