若者に「起業ってカッコイイ」と思ってほしい

Slush Asiaが目指しているもの

イベントは安倍首相夫人のスピーチで幕をあけた(写真:Petri Anttila / Slush Asia2016)

フィンランドで始まった世界的スタートアップイベント「Slush」のアジア版、Slush Asia。昨年に続く2回目の今回は、海外の起業家、投資家を含む約4000人が参加しました。

驚くべきことに、今回のイベントの企画、運営は、ほぼ学生スタッフのみで実施したとのこと。なぜ学生たちだけでこれだけの大きな事業を実現できたのか。本稿では、新しい時代を感じさせる学生のチャレンジについてリポートします。

ロックコンサートのようなステージ作り

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5月13日、14日、幕張メッセで行われたSlush Asiaには、フィンランド、米国、アジア諸国からの海外勢を含む起業家、投資家、企業関係者、学生などが集まりました。

オープニングのスピーチは、総理大臣夫人の安倍昭恵氏。起業家と起業家を目指す人たちを励ます言葉で、満員の会場は大いに沸きました。

「私も50になって初めて起業しました。新しいことを始めるのは怖いという思いもあるかも知れませんが、やると決めて、それが本当に世の中のためになる良いことであれば、必ず仲間が集り、情報が集まり、成功するであろうと、私は信じています。

若い人たちが、若くなくてもいいですが、新しい事にどんどんチャレンジして、『この世の中、日本を、世界を、自分の力で変えていくんだ』という思いで、新たな一歩を踏み出していただくことを期待したいと思います」

Slushは、フィンランド発の「若手起業家による若手起業家のためのイベント」。2008年当時、大企業の業績悪化による不況の重苦しい雰囲気を打開するために、若手起業家が始めた200人ぐらいの集まりが起点です。ロックコンサートのようなステージ作りと、エッジの効いた登壇者で注目を集め、現在では、1万5000人以上が集まる世界有数のスタートアップイベントとなっています。

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