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大戸屋、深刻化する「お家騒動」の向かう先 実質創業者の亡き後、何が起きているのか

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窪田氏が「前向きな体質にしたい」と狙う役員人事からは、元取締役と外部出身の管理系役員を軸に、再出発を図りたい意図が透ける。執行役員から3人を取締役に昇格させるが、証券や信託などの金融関係出身で、社歴も浅い。さらに、元会長と元副社長の2人も、取締役として再登板する。

さまざまな改革を推し進める窪田氏だが、社長としての手腕はこれまでのところぱっとしない。売上高は拡大しているものの、業績は低水準のまま推移している。

6月23日、株主総会で何が起きるのか?

対する創業家側も、人事案に反対を表明しているが、「株主総会での説明を求める」「今後については弁護士と協議して決めていきたい」(智仁氏)とするばかり。

焦点となるのは6月23日に開催される株主総会だが、現時点では、「(独自の)人事案を示したり、訴訟などを行う考えはない」(同)という。

セブン&アイ・ホールディングスの内紛では、創業家の意向が大きな影響を与えた。創業家が保有する株式数は2割に満たないとはいえ、大戸屋の対立はどうなるのか。両者はまもなく、総会で真正面からぶつかり合う。

「週刊東洋経済」6月18日号<13日発売>「ニュース最前線02」を転載)

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