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「好きすぎて北海道から宝塚へ移住」 窓から宝塚大劇場が見える「ヅカファンのための宿」を開いた夫婦の推し活ライフ

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岩瀬絵奈さんと夫の一寿さん
「推し」が好きすぎて北海道から宝塚へ移住した夫妻の人生とは?(撮影:水野浩志)
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窓から宝塚大劇場が見え、一幅の絵のようだ(撮影:水野浩志)

さすが、さまざまな推し活さんが集う宿の女将である。とはいえ、全組の公演を鑑賞するとなると、お金がかかるのでは。

絵奈「いいえ、そんなに……。多くの人は『宝塚歌劇の観劇料金は高い』と誤解しているんです。宝塚歌劇は演劇の世界で、ずば抜けて料金が安いと思います。B席なら3500円で鑑賞できるんです。壮大なセット、迫力あるダンス、素晴らしい歌声、そんな極上の内容で3500円は破格のお値段だと思いますね」

実は関西在住の筆者も、まさかそんなにリーズナブルな金額で鑑賞できるとは知らなかった。お恥ずかしい。

横浜出身の二人が北海道へ移住しペットホテル開業

岩瀬さん夫妻が宝塚市にやってきたのは2021年のこと。以前は遠く離れた北海道で15年間、暮らしていた。現在のライフスタイルの原点ともいえる「北海道時代の物語」を紐解いてみよう。

岩瀬さん夫妻は、実は二人とも横浜出身だ。アルバイトをしていた横浜のファミリーレストランで知り合い、2001年に結婚した。横浜でしばらく結婚生活を送ったのち、2005年に北海道へ移住する。

北海道在住時代、富良野のラベンダー畑にて(写真:お泊まり家 サザンクロス提供)

岩瀬一寿さん(以下、一寿)「『北海道に移住したい』と言い出したのは僕です。北海道を旅したとき、神奈川から移住した人に出会いました。この人がとても楽しそうで、刺激を受けたんです。自分も同じ神奈川だし、北海道で暮らしたくなってしまって」

最初の移住を提案したのは夫の一寿さんだった(撮影:水野浩志)

突然、なんのゆかりもない北海道に「住みたい」と言い出した夫。絵奈さんはどう思ったのだろう。

絵奈「反対はしませんでした。私もいやじゃなかったし。『行けばなんとかなるだろう』と。私たち、いつも軽いんです(笑)。ただ、夫の親からは『え!北海道?なんで?』と驚かれました。宝塚市への移住より、北海道へ引越したときのほうがビックリされましたね」

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