『80億分の1』も生成AIを活用して制作されており、構想から公開まではなんと約4時間しかかかっていないという。しかしそのコンセプトによって、SNSで大きな注目を集めたわけだ。
あるいは、ビデオゲームのMOD(改造データ)においても大きな変化が起きている。
とある作品のMODとして、日本で特に人気のキャラクターを登場させるものが存在する。これはイラスト・プログラム・翻訳の一部で生成AIを活用しており、非常に品質が高い。
昨今は画像生成も容易になったので、MODを制作するうえで必要なクオリティの高いグラフィックも用意しやすくなった。もちろん生成AIで何もかもできるわけではなく、人間がゲームバランスを調整したり、出力された画像を修正する必要はある。能力のある人が生成AIを活用すると、さまざまなことができる状況になったわけだ。
当然、生成AIの能力が悪用される側面も
そして、当然ながら生成AIによる問題も多発している。
人生シミュレーションゲーム『80億分の1』が人気になったあと、さまざまな後追い作品が登場した。日本を舞台にしたり、そもそもすべての生き物を対象にしたりと、模倣品が一気に増えたのである。
もちろん、人気作が出たら模倣品が出るのは世の常である。しかし生成AIですぐ作れるとなれば後追いも一気に増え、ものすごい勢いで消費されていく。この記事が読まれるころには『80億分の1』も懐かしくなっているかもしれない。
そして、生成AIはMODにおいても混乱を巻き起こしている。
逆コンパイルしたゲームのソースコードを別のゲームと強引に掛け合わせてしまうケースが発生しているそうで、たとえばスパイダーマンとバットマンのゲームを合体させるような無茶苦茶なこともできてしまうようだ。


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