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「おじいちゃんおばあちゃんが相手でも…」RIP SLYMEのSUも参戦、介護施設をディスコに変える"介護福祉士DJ"の《流儀》

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DJ GENとして活動する大滝亮輔さん
現役介護福祉士で、「DJ GEN」としても活動する大滝亮輔さん(写真:筆者撮影)
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高校生になると、友人に誘われて地元のクラブに通うようになる。バイクに乗って22時頃に入店し、朝まで音に身を委ねて踊る日々。お金はなく、お酒を飲むわけでもない。争いごとも苦手だったが、クラブの音楽や雰囲気が好きでよく遊びに行っていた。

当時は将来やりたいことも、なりたい職業もまだなかった。「東京に出てみたい」という気持ちが漠然とあり、高校卒業後は都内にある介護の専門学校に進学を決める。幼い頃から祖父母と過ごしてきたことが、介護業界に足を踏み入れるきっかけとなった。

初任給で買ったのはターンテーブルとレコード

2006年、18歳で単身上京。平日は介護の専門学校に通い、座学や実習で学びを深めた。週末は都内のクラブによく足を運んだという。「DJ」という存在を意識したのはこの頃だ。

ある夜、当時渋谷最大級だったナイトクラブ「ATOM TOKYO」に遊びに行き、高度なテクニックと派手なパフォーマンスでフロアを沸かせるDJの姿に衝撃を受けた。「かっこよくて、自分もやってみたい」と強く惹かれたものの、当時は機材を揃える資金がなく断念した。

2008年に地元・山梨に戻り、有料老人ホームに就職。初任給で購入したものは、ターンテーブルと数枚のレコードだ。念願のDJ機材を手にしたその日から練習を重ね、数カ月後には地元のクラブでDJデビューを果たした。

「山梨の小さいクラブで、40分間オープニングをやらせてもらったのが最初ですね。友人が50〜60人ぐらい来てくれて、序盤から一気に盛り上がっちゃって。すごく楽しかったですね」

介護の仕事を続けながら毎月のようにイベントに出演し、DJとして技術を磨いた。2011年、23歳の時にクラブを移籍し、今度は自らイベントを主催するようになる。専門学生の頃にイベンターのアルバイトをしていた経験を活かし、初回から200人規模のイベントを成功させた。

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