道路や公園、小学校といった身近な社会インフラの整備は、地方自治体が担う重要な役割である。「子育てしやすい自治体ランキング」は、子育て世帯の「気になるポイント」を統計データから抽出し、自治体ごとの偏差値に落とし込み、順位付けしたものだ。2022年に開始し、今回で5回目となる。
今回は、名古屋圏(東海3県<愛知県、岐阜県、三重県>の73市)を対象に、トップ50市のランキングを公開する。
なお、今回の26年版(「住みよさランキング2026」に基づく)ランキングでは、子育て世帯のリアルな実感をより反映すべく、指標の改変を行った。今回採用した指標およびその意図はこちらを参照してほしい。
各県トップ3は…?
各県のトップ3は以下の通りだった。
長久手市(名古屋圏総合 2位)
「年少人口割合」「大規模店舗面積」「(都市)公園面積」の3項目で偏差値70.00上限を獲得。財政力指数も1以上と高い。平均年齢の若さも全国1位の活気ある街。
清須市(名古屋圏総合 11位)
名古屋市に隣接する良好なアクセス環境。「(2次医療圏における)広域の医療施設数」や「小学校アクセス」、「年少人口割合」で、偏差値60以上を獲得。
東海市(名古屋圏総合 14位)
製造業の集積による財政力の強さ(財政力指数1.29)が、大学生等24歳までの入院費用をカバーする「子ども医療費助成」の手厚さなどの政策を支えている。
高山市(名古屋圏総合 1位)
安心度偏差値は62.08と突出しており、「治安の良さ(刑法犯認知件数)」、「交通安全」、「広域の医療施設数」のすべてでトップクラス。名古屋市からはかなり離れているが、「住宅の広さ(世帯人員あたり床面積)」も高評価だった。
岐阜市(名古屋圏総合 4位)
岐阜県の県庁所在地。都市機能が集積し、スーパーなどの「飲食料品小売店」や「飲食店」の数も多く利便性が高い。「小学校アクセス」、「広域の医療施設数」の偏差値も高かった。
下呂市(名古屋圏総合 6位)
安心度偏差値 60.79。「住宅の広さ」や「公園面積」、「治安の良さ」で高い偏差値を獲得。
熊野市(名古屋圏総合 3位)
「広域の医療施設数」(偏差値 70.00上限)が充実しており、その拠点となっている都市。「公園面積」や「小学校アクセス」、「治安の良さ」など子育て世代の気になる指標も高水準。
伊勢市(名古屋圏総合 5位)
「広域の医療施設数」や「治安の良さ」など、日常の安心感で高い評価を獲得。観光都市でもあり、「飲食店数」も多い。
尾鷲市(名古屋圏総合 7位)
「治安の良さ」と「広域の医療施設数」の2項目で最高評価を獲得。「飲食料品小売店」も高水準で、日常の利便性も備わっている。



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