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ハリマ化成がニュージーランド事業撤退へ…特損と特益を同時計上、業績予想を修正しない2つの理由

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ハリマ化成は松から得られる化学物質の応用製品の分野における元祖だ(イメージ写真:SerhiiViana/PIXTA)

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ロジン(松ヤニ由来の天然樹脂)製品大手のハリマ化成は10月7日、米子会社ローター社の子会社、ローターN.Z.が展開するニュージーランドの事業から撤退すると発表した。

ローターN.Z.は2010年設立で、香料原料であるテレピン誘導体やトールロジン等を製造販売しているが、コロナ禍で業績が落ち込んだ後、輸出先であるアジア市場の競争激化、ニュージーランドでの生産コスト高などに見舞われ、25年12月期までの3期は億円単位の赤字が続いている。ハリマ化成は、今後の改善は望み薄と判断した。

ローターN.Z.は27年6月末に生産停止、物流拠点として活用後、28年5月に工場閉鎖を予定している。撤退に関する業績への影響としては、固定資産等の減損損失、事業撤退に伴う一時的費用など、約28億円の特別損失を27年3月期第3四半期に計上するとしている。ただ、5月に発表した業績予想を修正しなかった。

業績予想を修正しない2つの理由とは?

理由は2つ考えられる。

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