大切な相手であっても、その人のすべてを肯定する必要はないのです。
つまり、誰かが自分に否定的な意見を持っているからといって、自分自身を否定されているとは限りません。この事実を受け入れられるようになると、「他人に悪く思われてはいけない」という思い込みから、少しずつ離れやすくなります。そすて、「放っておこう」と考えることによって、相手からどう思われるかを必要以上に恐れることも減っていくでしょう。
「どう思われるか」という不安が自信を奪っていく
「私はふさわしくない」
「私では力不足だ」
「彼らはきっと私に腹を立てるだろう」
「両親は賛成しないだろう」
「こんなことしたら、みんな気に入らないだろう」
「友人はどう思うだろう?」
「これでは格好悪く見えるだろうか?」
このような不安を抱いたことはありませんか? こうしたネガティブな想いには、共通点があります。
いずれも、自分ではコントロールできない「他人の考え」を予想していることです。
誰かが自分をどう評価するかを考え続けても、その人が実際に何を思うかはわかりません。それなのに、「きっとこう思われる」と想像し、その予想に合わせて自分の行動を制限してしまう人は少なくありません。
その結果、本当にやりたいことがあっても一歩踏み出せなくなる。他人からどう思われるかという漠然とした恐れが、自信を奪い、可能性を奪っていくのです。
ここで役立つのが、「放っておこう理論」です。
人は、何を考えるのも自由です。自分の選択を誰かが気に入らないとしても、その人がどう考えるかは相手に任せます。そのうえで、「私はこうしよう」と、自分にできることへ意識を向けましょう。他人には好きなように考える権利があり、それと同じように、自分にも自分の人生を選ぶ権利があります。


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