有料会員登録
ライフ

なぜ大人になると「友達」が減っていくのか…「人間関係に疲れない人」が実践している"手放す"思考法

6分で読める
(写真:Luce/PIXTA)

INDEX

「昔はあんなに仲が良かったのに、最近はほとんど連絡を取っていない」「以前より友人から誘われなくなった」――大人になってから、友人関係の変化に戸惑った経験はないでしょうか。こんなとき、「何か悪いことをしただろうか」「もう大切な友人だと思われていないのかもしれない」と考え、落ち込んでしまうこともあるでしょう。しかし、友人との距離が生まれるのは、必ずしも関係性そのものに問題があるからとは限りません。あなたが悪いわけでもありません。友情のあり方が、団体戦から個人戦に変わっただけなのです。
そう語るのは、世界的ベストセラー『THE LET THEM THEORY(レットゼム セオリー)「放っておこう」。あなたの全人生を変えるたった1つの言葉』の著者、メル・ロビンズ氏です。今回は、同書から、大人になると友人関係が難しくなる理由と、人間関係の変化に振り回されないための「放っておこう」という考え方を紹介します。

私たちは、自分でも気づかないうちに、他人の言動に多くの時間やエネルギーを使っています。

たとえば、自分が正しい発言をすれば、みんな満足するだろう。精一杯尽くせば、パートナーを失望させずにすむだろう。フレンドリーに振る舞えば、同僚はもっと好意を持ってくれるはず。波風を立てなければ、家族は私の選択を批判するのをやめてくれるなどと考え、日々行動しています。

ロビンズ氏自身も以前は、誰に対しても全力で尽くし、適切な言葉をかけ、周囲の人を幸せにしていれば、結果的に自分も満足できると考えていたと言います。

人間関係に疲れるのは「相手を変えようとしている」から

ところが、どれだけ努力しても、不満をもつ人や批判する人はいます。そこで、ロビンズ氏が提唱するのが、「THE LET THEM THEORY(放っておこう)理論」です。

「放っておこう」とは、他人の考え方や言動をコントロールするのをやめるという、シンプルな考え方です。他人を管理しようとする重荷から解放されれば、それまで相手に向けていた時間とエネルギーを、自分の人生に使えるようになります。

たとえば、職場の同僚の機嫌が悪かったとします。このとき、なぜ不機嫌なのかを考え続けたり、機嫌を直そうとしたりするのではなく、「放っておこう」と考え、自分の仕事や自分自身の感情に意識を向けるのです。

父親からあなたの人生の選択を批判されたとします。このとき、あなたなりに理由があったとしても、父親は実際そう思っているのですから、言動はコントロールできません。なので、対抗してやり合うのではなく、「放っておこう」と考え、自分がどう受け止めるかに意識を向けましょう。

この考え方は、大人になって変化していく友人関係にも当てはまります。

2/3 PAGES
3/3 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数