有料会員登録
ビジネス #自動車最前線

100kgの軽量化を実現!? 「5年先のスズキ車」の姿が開発中の技術から見えてきた《技術戦略説明会2026》

9分で読める
ガソリンエンジンにおいては熱効率50%超を目指す(筆者撮影)
ガソリンエンジンにおいては熱効率50%超を目指す(筆者撮影)
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こうした新技術を装備した30年代のスズキは、どのようなクルマになるのだろうか。

まず言えるのは、軽量化はすべてにおけるアドバンテージになるということだ。パワートレインの性能が同じであれば、車体が軽い方が「走る・曲がる・止まる」、そして燃費性能に勝るからだ。

Right x Light Mobile Tech(ライトライト モビルテック)(筆者撮影)

また、スズキの30年代の軽自動車は48V P2方式のハイブリッドとなる。ハイブリッドとはいえ、モーター出力は小さく、あくまでもエンジンが主体だ。フィーリングは従来通りのまま、ミニマムな価格上昇で燃費向上が実現できるだろう。

一方、ライバルであるダイハツは、シリーズ・ハイブリッドを軽自動車に導入する。駆動をすべてモーター任せにする方式なので、加速のスムーズさではスズキの上をゆくはず。異なるパワートレインを市場はどう選択するのかに注目だ。

ライバル・ダイハツに打ち勝つには?

登録車にシリーズ・ハイブリッドを導入するスズキだが、ライバルであるダイハツはすでにシリーズ・ハイブリッドを発売しており、登録車クラスでは同じ方式同士での戦いになる。

そこでは、スズキの軽量化技術が勝敗を決するカギになるのかもしれない。軽い方が性能的に有利になるからだ。また、スズキはC/Dセグメントに関してはPHEVを投入するようだ。

ちなみにEV領域では、スズキは軽自動車から、A~Dセグメントまで幅広くEVを投入すると予告している。こちらも現行「e ビターラ」よりも大きなDセグメントが含まれている。今はない、大きなスズキの新型車も大いに期待できる。

今回の技術説明では、31年から採用される新技術が多かった。31年から始まる、新世代のスズキに期待しよう。
 

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数