こうした新技術を装備した30年代のスズキは、どのようなクルマになるのだろうか。
まず言えるのは、軽量化はすべてにおけるアドバンテージになるということだ。パワートレインの性能が同じであれば、車体が軽い方が「走る・曲がる・止まる」、そして燃費性能に勝るからだ。
また、スズキの30年代の軽自動車は48V P2方式のハイブリッドとなる。ハイブリッドとはいえ、モーター出力は小さく、あくまでもエンジンが主体だ。フィーリングは従来通りのまま、ミニマムな価格上昇で燃費向上が実現できるだろう。
一方、ライバルであるダイハツは、シリーズ・ハイブリッドを軽自動車に導入する。駆動をすべてモーター任せにする方式なので、加速のスムーズさではスズキの上をゆくはず。異なるパワートレインを市場はどう選択するのかに注目だ。
ライバル・ダイハツに打ち勝つには?
登録車にシリーズ・ハイブリッドを導入するスズキだが、ライバルであるダイハツはすでにシリーズ・ハイブリッドを発売しており、登録車クラスでは同じ方式同士での戦いになる。
そこでは、スズキの軽量化技術が勝敗を決するカギになるのかもしれない。軽い方が性能的に有利になるからだ。また、スズキはC/Dセグメントに関してはPHEVを投入するようだ。
ちなみにEV領域では、スズキは軽自動車から、A~Dセグメントまで幅広くEVを投入すると予告している。こちらも現行「e ビターラ」よりも大きなDセグメントが含まれている。今はない、大きなスズキの新型車も大いに期待できる。
今回の技術説明では、31年から採用される新技術が多かった。31年から始まる、新世代のスズキに期待しよう。


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