この話をセールスフォースに置き換えるとどうなるか。セールスフォースのプラットフォーム上には、顧客の購入履歴や過去の問い合わせ内容といったデータがあるため、AIがその会社固有のビジネス文脈を理解できる。自社の基幹システムや外部アプリと連携して作業が実行されるほか、AIが勝手に返金処理を実行しようとしても、システム側で権限を制御することなども可能だ。
一連のAIエージェントが自律的に動く基盤を「ハーネス」

確率論的なモデルと確定論的なシステムが組み合わさることで初めて、ビジネスの価値が生まれることを示す証拠もある。アンソロピックやオープンAIなど主要なAIフロンティア企業トップ10社中9社が、セールスフォースのCRMや傘下のビジネス向けチャットツール「Slack(スラック)」に依存し、支出を大幅に増やしているという事実だ。
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