ホテル専用の入り口の先にはエレベーターがあり、ギザギザした照明が輝いていた。ホテルマンだろうか、背の高い男性スタッフが「ご案内しましょうか」と声をかけてくれたが、私は「だ、大丈夫です」と伝えて逃げるようにエレベータへ乗り込んだ。
ファンタスティック。38階のロビーでは幻想的な光景が広がっていた。床から天井まで格子状のガラス張り。大阪の街並みを一望できるパノラマビューは“最高です”の一言に尽きる。ソファーやテーブルなども置かれており、小声で談笑している人が何組かいた。
“螺旋階段”を上るとそこには…
高級感と開放感、静寂感のあるフロアで一際目を引くのが、まるで白いリボンのような“螺旋階段”だ。内心は少年のように大はしゃぎ。だけど外面はCOOLを装いながら、私は曲線の階段で40階へと上った。


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