有料会員登録
ライフ

「勉強しているのに成果が出ない」「エナドリが手放せない」—受験期の子ども、食事を見直す3つのヒント

8分で読める
「どうして成績が上がらないんだろう」—まずは日々の食事も見直してみませんか?(写真:kapinon / PIXTA)
  • 吉川 圭美 管理栄養士/栄養カウンセラー
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

さらには受験などのストレスが、ビタミンB群の消耗を加速させてしまいます。これでは、いくら糖質が満たされたとしても、ATPを順調につくることは難しくなってきます。

「エナジードリンクを飲むのをやめなさい」という前に、毎日の食事で栄養素を補い、自前で元気をつくれる状態になるようサポートしましょう。内側からエネルギーが湧き出るようになれば、気づいたときにはエナジードリンクは必要なくなっているはずです。

やってみよう!〜カフェインに頼らなくてもいい身体になる

①豚肉やレバーでビタミンB群と鉄を補給

エナジードリンク頼りの状態を卒業するには、ATPづくりに必要な栄養素を揃えることが先決。ビタミンB群が豊富な豚肉や、鉄が豊富に含まれるレバー、カツオなどを夕食のメインにしましょう。ATP合成が円滑になれば、カフェインに頼らなくても元気でいられる身体が手に入ります。

②塾に行く前にはいくつかの「小にぎり」を

夕方にエナジードリンクが欲しくなるのは、昼食からの空白時間が長く、血糖値が下がりやすくなっているのもひとつの理由です。塾に行く前の空腹感はお菓子でしのぐのではなく、小にぎりやゆで卵で満たす習慣をつけましょう。血糖値が安定することで、エナジードリンクに手が伸びにくくなります。

③食欲がない子どもはスープから

かたまりの肉が苦手なお子さんには、鶏手羽肉や骨付き肉をじっくり煮込んだスープがおすすめです。
柔らかい肉もダメな場合は、具を入れず、スープのみで提供してみましょう。スープに溶け出したアミノ酸が弱った胃腸への負担を減らし、栄養素を身体に届けることができます。出汁をひいたみそ汁も◎。

【POINT】
● エナジードリンクを禁止するよりも、タンパク質や鉄、ビタミンB群を補給して細胞のATP合成力を見直します。
● ストレスで食欲が低下しているようなら、スープから始めましょう。
『問題は「育て方」じゃなくて血糖値かも? 子どものイライラを改善する新しい食べ方』(オレンジページ)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。
あわせて読む↓
「やる気がない」「すぐキレる」思春期の子ども、その不調は"食べ方"が原因かもしれない《管理栄養士が解説》

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数