そこで、実際の農業の仕事は父が担当し、西村さんは東京で販路開拓を担う役割分担をすることで、落ち着いた。
地元・加茂市の活性化につなげたい
「農家が独自に販路を開拓するのは今後大事なことだと思っています。自分自身の力で販路を開拓することで、しっかりと商品の価値を伝えることができるようになるはずです。そうすることで、これまで以上に地域が活性化していくはず。
私は現在、父の生産した果物を販売していますが、いずれは加茂市のほかの農家の生産物も営業していきたい。そうすることで、加茂市の活性化につながるのではないかと思っています」
憧れの俳優では実力の限界を思い知った。それは苦しいことだったのかもしれない。けれど、限界に至るまで努力を重ねたのは、それだけ全力で取り組んでいたということでもある。
「こだわりの生産物を直接消費者に届けたい」という思いは、家族はもちろん、西村さんの故郷である加茂市全体も大きく変えていくのかもしれない。
後編では、俳優時代の意外な経験が営業に生きた理由や、故郷・加茂市を盛り上げるための新たな挑戦について紹介する。


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