高齢の母親の介護をしている女性の話です。
その女性はまじめな性格で責任感の強い人ですが、ケアマネジャーから、1人で介護をするのは無理というアドバイスを受け入れて、週に数回、ヘルパーさんをお願いしていました。
責任感の強さゆえ、人に頼れず…
ところが、根がまじめなうえに責任感が強いので、母親の下の世話までヘルパーさんにお願いするのは申し訳ないと思い、極力自分でやっていました。
強い責任感から母親の下の世話をしているといっても、毎日のことです。それが長く続けば、愚痴の1つもいいたくなります。その女性は母親に「また失敗したの?」「こっちの身にもなってよ」と、感情をぶつけるようになりました。
すると母親のほうも、「なりたくてこうなったのではない」と言い返し、けんかのような会話になってしまったそうです。
これは責任感の強さゆえに、介護を抱え込み、母親との関係を悪くしてしまった悲しい例です。
何事によらず抱え込みすぎると無理が生じます。長く無理を続けていれば、ゆがみが生まれます。このゆがみは当然、メンタルに影響します。「抱え込みすぎない」こともうつ病回避の1つのポイントです。



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