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りくりゅう婚約が"匂わせ叩き"にならなかったワケ…《生きざまを晒した》からこそファンが「探偵」ではなく「証人」に

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8月23日、「りくりゅう」ペアが婚約を発表
8月23日、「りくりゅう」ペアが婚約を発表。氷上のプロポーズ写真が公開された(写真:木原龍一公式Instagramより)
  • 城戸 譲 ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー
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演技後のキス・アンド・クライも、記者会見の涙も、さらけ出してきた(写真:ロイター/アフロ)

「匂わせ」の意味を決めているのは誰か

冒頭に挙げた、前日の誕生日投稿への反応を思い出したい。「もう匂わせちゃって」。この言葉には、本来なら含まれているはずの棘がない。同じ3文字が、ある場面では告発の道具になり、別の場面では照れ隠しのような意味合いになる。

つまり、言葉の意味を決めているのは発信者ではない。それを口にする側が、その人物をどう評価しているかだ。「匂わせ」という指摘は、投稿の内容を論じているようでいて、実際には投稿者への評価をすでに済ませたうえでなされている。

りくりゅうの2人は、その評価を7年かけてリンクの上で積み上げた。金メダルも、引退も、その延長にあった婚約も、すべて同じ物語の続きとして差し出せた。だから「私はあなたたちとは違う」と、ほのめかす必要がそもそもなかったのである。

幸せいっぱいの笑顔(写真:木原龍一公式Instagramより)

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