そのきっかけ作りのひとつとして、今後は選手としてだけでなく「パラダンスの普及活動にも力を入れていきたい」と語る梅津さん。
病気によって失ったものは、数え切れない。小麦色の肌にウェットスーツをまとい、弾けるような笑顔でサーフィンを楽しんでいた梅津さんは、もういない。
それでも彼女は、かつての自分には見えなかった新たな世界へと、今日も一歩ずつ前進している。何度人生の波にのまれようと、新たな波に乗って、自分だけの未来へと進み続けているのだ。
医師が回答!病気と妊娠について
全身性エリテマトーデスと妊娠について、総合診療医の舛森悠医師に伺いました。
舛森医師:以前は「SLEがあると妊娠は難しい」と言われた時代がありました。ですが今は、病気が落ち着いた状態を半年ほど保てていて、腎臓や肺に大きな問題がなければ、妊娠・出産をされる方は決して珍しくありません。
大事なのは、妊娠がわかってからではなく、「考え始めた段階」で主治医に相談することです。薬には妊娠中も続けられるもの、切り替えが必要なものがあり、中には続けたほうが再燃を防げる薬もあります。自己判断でやめてしまうのが、いちばん危険です。
また、事前に調べておきたい抗体の検査もあります。準備さえしておけば、産科と膠原病の主治医が連携しながら、一緒に見守っていくことができます。


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