早い日の出発時間は7時半。「時間は早くても(送迎は任せて)自分一人で行くというのは、それだけでかなりラクです」と話す。
その代わり、お迎えは基本的に淳子さんが行く。18時に保育園に行き、息子と帰宅してから夕食作りに取り掛かる。食材は、スーパー好きの夫が週末にまとめ買いをしてきてくれることも多い。
「そういうときは『さすが、ありがとう!』っておだてたりして(笑)。あとはネットスーパーを利用しています。重いものやかさばるものなどは、月に1回程度まとめ買いをします」
実家の両親は健在で、父は80代、母は70代だ。少し離れた場所ではあるが、同じ首都圏内に住んでいる。息子が急に発熱しても仕事を休めないときなどは実家の母に頼ることもあるが、息子の成長とともにサポートをお願いする頻度はぐっと少なくなった。
来年は新1年生。体だけでなく、精神的にも成長していると感じる。
子どもが落ち込んだときの乗り越え方
「息子は控えめな性格で、あまり強く自分の意見を言わないタイプだったのが、最近は少しずつ自己主張もできるようになってきました。最近で印象深かったのは、大の仲良しだったお友達が遠くへ引っ越してしまったときのことです」
今年の春のことだった。息子は落ち込んで泣き続け、保育園に行く意欲を無くしてしまいそうになっていた。それまでは、そっと見守るのが淳子さんの基本的な息子との関わり方だったが、あまりの様子に「時々親が積極的に働きかけることも必要かもしれない」と考えた。
「でも、無理やり誘導するような形にはしたくなかった。私は息子に『今見えている場所だけが全てではなく、世界はもっと広いところ。だから、自分のお友達が世界のどこか遠いところにもいるということは、すごいことなんだ』というイメージを持ってほしかったんです。何かそのきっかけになればと、海外に住む友達に会わせてみたり、今までトライしたことのなかった単発の習い事に行ってみたりと、色々試しました」
その甲斐あって、息子はその時期を少しずつ乗り越えていった。忙しい日々の中で、何日にもわたり子どもの不安定さに寄り添うことは、決して簡単なことではない。
「でも、保育園の先生や息子本人と話し合ったことが、解決につながった大きな要因だと思います。来年は小学生になるし、これからもきっと何かと色々あるはずです。少しずつでもいいから、好きなことや嫌いなことも含めて、自分の意思を伝えられる人になってくれたらいいな、と思います」


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