同じ時間に間に合うにしても、おそらく印象がいいはずです。実は要領のいい人ほど、こういった「逃げの時間」を上手に演出しています。これは単なる気遣いでも、美徳でもなく、自分が追い込まれないための仕組みなのです。
人は誰でも、余裕がなくなると判断が鈍り、感情が荒れ、最悪の選択をしがち。だからこそ、要領のいい人は、仕事の一環として「余裕を作っておく」のです。
では、なぜ「逃げの時間」はそれほど重要なのでしょうか?
“逃げの30分”があなたを救う
1つ目の理由は、逃げ道があると、行動の精度が上がるからです。
忙しいとき、あなたもこんな経験がありませんか?
・重要な判断を「まあこれでいいか」と感覚で決めた
・本当はやるべきことがあったのに、急ぎの雑務に呑まれた
・人の言葉を悪く受け取ってしまい、トラブルになった
これらの大半は「時間がないこと」が原因ではありません。正確には、時間がなくて心が狭くなったことが原因です。
時間の余白は、心の余白です。逃げる時間があると、人は自然と寛容になり、視野が広がり、判断が冷静になります。だから要領のいい人は、常に意図して「逃げの時間」を確保しているのです。
2つ目の理由は、予定が崩れても、トラブルに強くなるからです。仕事をしていると、想定外のことは必ず起きます。
・急な会議が入る
・上司から別のタスクを振られる
・取引先の都合で予定が動く


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