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これじゃ会議がこじれるのも仕方ない…「A案かB案か」で揉めるのは"時間のムダ" 要領のいい人が実践する会議の進め方

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会議
「要領のいい人」が行っている会議の進め方とは(写真:metamorworks/PIXTA)
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人は誰でも、自分の経験や価値観をベースに物事を判断します。そこにほかの人の視点が加わると「なるほど、その角度があったか」「自分の見落としていたリスクがあった」「違う優先順位が存在した」といった“知的補正”が自然と起こります。これが、チームで話すことの最大のメリットです。

「中間案」がネガティブに感じるワケ

ただし、ここで1つ問題があります。

話し合いが重要であるにもかかわらず、実際の現場では「対立」や「空気の重さ」からうまく意見が出ないことが多いのです。そこで必要になるのが「別案」や「中間案」を持っておくことです。

対立は、A案かB案かという二択構造になるときに起きます。あなたの案と相手の案、そのどちらかを選ぶとなれば、どちらかが勝ち、どちらかが負ける構造になってしまう。勝ち負けが生まれると、メンツが絡み、話し合いがこじれます。

しかし、ここで「第三の案(別案)」や「両者の利点を活かした中間案」を出せば、議論は一気に戦いから“協力モード”へ切り替わるのです。たとえば、あるプロジェクトの進め方で、

Aさん:スピード重視
Bさん:品質重視

普通ならぶつかります。「早いほうがいい」「いや、丁寧にやるべきだ」と堂々巡りです。しかし、ここであなたが次のように提案できたらどうでしょう?

「初回はスピード重視で試作だけ作って、品質は次の段階で上げていくのはどう?」

これは妥協ではありません。両者の価値を組み合わせて、全員が“ちょっと得する”案です。集合知性とは、まさにこの状態のこと。お互いの視点が対立するのではなく、それぞれの強みを合体させるイメージです。

ここで誤解してほしくないのは、「中間案=どっちつかず」ではないということ。本質は、全員のプラスを残すことです。

話し合いで最もよくないのは、「全員が少しずつ不満を抱える妥協案」に落ち着くことです。それでは誰も納得していないし、熱量も生まれません。要領のいい人は、妥協を提案するのではなく、「全員に小さな得がある案」を探すのです。

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