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「頭の良さ」だけで戦うビジネスパーソンが限界を迎えるワケ「自分の思考をボコボコに叩かせる」人だけが生き残る

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上司の小言をストレスに感じる女性
たたき台をボコボコに叩かせることが、仕事の活性化につながる「3つの理由」とは?(写真:trickster*/PIXTA)
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たたき台があると、この構図が大きく変わります。Aさん対Bさんではなく、参加者対たたき台という構図になります。たたき台という具体的なものが目の前にあることで、論点がズレにくく、議論が進みやすくなります。議論が具体的になりますので、その後のアクションも明確になります。(6ページより)
(出典:『たたき台の教科書』)

つまり、たたき台は議論を進めるために大きな効果を発揮してくれるということだ。

たたき台のビジネス上のメリット

なお、たたき台の効能は人間関係に関することだけではない。ビジネスの観点でも3つのメリットがあるようだ。それぞれを確認してみよう。

1|意思決定や合意形成が早くできる

たたき台を提示すれば、関係者全員が同じ土俵で議論を始めることができる。抽象的な言葉だけの説明との違いは、具体的なアウトプットを見ながら「ここはこういう意図か」「前提はこれであっているか」といった認識のズレを即座に修正できること。

そのため意見交換がスムーズになり、“なにを、いつまでに、誰がやるのか”といった意思決定のプロセスを短縮でき、会議やレビューの回数も減らせるのだ。

2|完成までの時間を短縮できる

たたき台の完成版をいきなり作り込んでからレビューを受けた場合、大幅な修正が発生した際に手間がかかってしまう。一方、粗いたたき台を早い段階から作成し、関係者からのフィードバックを交えつつブラッシュアップしていけば、やりなおしを最小限に抑えることができる。

たたき台を段階的に改良していくアプローチなら、小さな調整を積み重ねていけるので、結果的には全体の作業時間を短縮できるのだ。

3|リスクを減らし、成功確度を高める

たたき台をもとに簡易的な試作やシミュレーションを行えば、実際に動き出してから直面しそうな課題を事前に発見できる。例えば、「工数の見積もりが甘かった」「技術的な制約があった」などの問題点を事前に洗い出しておけば、代替案や追加のリソースの確保を検討する余裕が生まれる。

その結果、トラブルを減らし、プロジェクト全体の成功確率を高められるのだ。したがって、納期遅延やコスト超過といった大きなリスクも回避しやすくなる。

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