最後にそう命令してしまえば、結局はいつもの声かけに戻ってしまいます。
3つ目のポイントは、子どもが次の行動を考えられる「問い」を渡すことです。
何をしてもよいと任せるのではなく、
選択肢を与えることは、子どもの言いなりになることではありません。子どもが自分で考え、行動を決める機会を残すことです。
選択肢が多すぎると、かえって決められなくなることもあります。最初は2つ程度に絞るとよいでしょう。
子どもが「どちらも嫌」と答えたら、
と、さらに行動を小さくしてみます。
自分で決めた行動には責任を持ちやすい
私は現代文の授業でも、生徒が答えに詰まったとき、すぐ正解を教えるのではなく、
と問いかけてきました。問いを具体的にすると、生徒はもう一度文章に戻り、自分で答えを探し始めます。
夏休みの宿題も同じです。
親の役割は、正論で子どもを言い負かすことではありません。
②親の考えを短く話す
③子どもが次の行動を選べる問いを渡す
この3つの順番があるだけで、声かけは「叱る言葉」から「動き方を一緒に考える言葉」へ変わります。
宿題を早く終わらせることだけを目的にするのではなく、子どもが自分で切り替え、動き出せるようにする。その小さな声かけの積み重ねが、「親子げんか」を減らすだけでなく、子どもが「自分で考える力」を育てていくのです。


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