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オタクの夢、盛りすぎ…timelesz・篠塚大輝「未経験の一橋大生」→「1年半で江國香織原作の映画に出演」異例の"成長譚"

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上段左から、原嘉孝、篠塚大輝、橋本将生、菊池風磨、下段左から、寺西拓人、松島聡、佐藤勝利、猪俣周杜。篠塚は金髪がトレードマーク(画像:timelesz公式HPより)
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菊池から「タイプロ以外にもオーディション受けるのかよ」といじられて笑いに変えていた。そうなのだ。黒髪で朴訥とした印象の大学生姿で映っているメイン画像は、等身大の篠塚を感じさせる。篠塚には見る人の目を引くもの、目を離さずにはいられない引力があるのだろう。

初冠バラエティも放送。篠塚が「その道のプロ」から芸能界で必要な知識や技を学び、スポンジのように吸収することを目指した(画像:『スポンジ・シノ』公式Xより)

「いいアイドルになれたんじゃないか」1年半で得た自信

冒頭の”盛りすぎ設定”に、話を戻したい。

一橋大生でありながら、難関アイドルオーディションに挑戦し、途中で身長の高さや可愛らしい顔立ちが視聴者に“見つかり”、ぐんぐんと人気を集め、突破。そして、映画デビュー。こうして並べれば、キラキラのシンデレラストーリーに見える。しかし、ファンが惹かれているのは、そのきらびやかさではないように思う。

高円寺の5畳一間から始まった挑戦。どこか抜けきらない生活感を持ち、手が届かない完璧さではなく、応援した分だけ、目の前で本当に大きくなっていく。応援する側もアイドルが伸びる姿を自分のことのように喜べる。

最新ツアーとアルバムタイトルになっている「MOMENTUM」には、「家という温かな場所から、外の広い世界へ飛び出していく」というコンセプトが込められているという。これは、篠塚自身のこの1年半にも重なる。

本編を全力で走り終えた篠塚は、最後の挨拶でこう漏らした。楽しすぎて、走りすぎて、足が震えている、と。そして「お互いに楽しみたい」という思いが客席に伝わっていたのなら、自分は「いいアイドルになれたんじゃないかと思います」と続けた。

実は、彼はよく似た言葉を、以前にも口にしている。まだメンバーになる前、『タイプロ』の最終ステージで、こう言っていたのだ。

「僕はめちゃくちゃ楽しかったので、あとは観客のみなさまが楽しめたなら、僕はいいアイドルになったんじゃないかな」

篠塚がファンの前でパフォーマンスをしたのは、この日が初めてだった。客席に対してこういうコメントを咄嗟に言える姿に、”大物だ”と思ったのを覚えている。様々な声を受けることや、失敗経験もありながらも、折れることなく着実に“いいアイドル”への道を歩んでいる。

盛りすぎに見えた”設定”は、まだ序章にすぎないのだろう。これまでにも雑誌に登場しているが、情報公開されたばかりの雑誌『美ST』の表紙の画像がファンに衝撃を与え話題を呼んでいるので、気になった人は検索してみてほしい。松島も、自身のInstagramのストーリーで「2年後にこうなるって誰が想像しただろうか…」と篠塚の変化に驚きを綴っている。彼がこの先どんな顔つきになっていくのか。焦らず、見届けたい。

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