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ライフ #首都圏、住むとちょっといい街

「観光地だけど、観光地化されてない」上野から約40分の街に巨大無印と家賃3万円台も…元警官が語る"治安と住みやすさ"の実態

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東武動物公園駅
すっきりとした様子の東武動物公園駅前。しかし、街に出るとガラリと雰囲気が変わる(写真:筆者撮影)
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確かに、街の価値は、地元の人ほど見えなくなることがある。毎日見ているものは、ただの日常だ。古い長屋も、使い道のないただの空き家に見える。だが、外に出た人、別の場所の価値観を知った人には、それが魅力に見えることがある。

「セレクト横丁ROCCO」のコンセプトは、「なくてもいいけれど、ちょっとこだわって、気軽に集えるような場所」だ。片岡氏は、その考え方をこう説明する。

「生活に絶対不可欠なものだけを集めるのではなく、なくても困らないけれど、あることで日常が少し楽しくなる店や体験を集めたいと考えました。街の中に、カフェやお酒を飲める場所があり、子どもから大人まで立ち寄ることができる。店舗を利用するだけでなく、誰かと顔を合わせたり、少し休んだりできる。そうした地域の人にとっての日常的な居場所を目指しています」

シェアキッチンも

現在は、コーヒーショップや、洒落たレストランなどが入る。日によって出店者が変わるシェアキッチンもある。敷地内には「あずまや」のような共用空間があり、特定の店を利用しなくても立ち寄れる場所だ。

「敷地内には、特定の店を利用する人だけの場所ではなく、誰でも利用できる共用空間を設けています。買い物や飲食をしなければ利用できないのではなく、散歩の途中に少し休んだり、人と待ち合わせたりできる場所として考えています」

都心への良好なアクセスとリーズナブルな家賃、そして何より新しい挑戦を面白がってくれる人がいるこの街は、肩の力を抜いて「ちょうどいい豊かさ」を手に入れたい人にとっては、住むとちょっといい街なのだと感じた。

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